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2009年6月25日(木)

「普通」の曖昧さ。

「普通」というのは、非常に曖昧なモノで。

日本では、普通、靴を脱いで家に入ります。
欧米では、普通、靴を履いたまま家に入ります。

国が同じでも、マクドナルドを「マック」と略するのが普通の地域と、「マクド」と略するのが普通な地域もあります。

もっと小さいエリアでも、家庭によって違ったり、人によって違ったり。

「目玉焼きの焼き方」と「何を掛けるか」の「普通」は、その人によって大いに変わるようです。

両面焼か、片面焼か。
半熟か、固焼きか。
しょうゆを掛けるか、ソースを掛けるか。
塩か、塩コショウか、ケチャップか...なんていうのもあるぐらい。

自分が思っている「普通」が、他人も同じだとは思ってはいけないと思うのです。


さて、ココまでを読んでいただいた上で、お聞きしたい。

「普通のもみあげ」って何?


髪を切りに行って、投げかけられた質問。

「もみあげ、普通にしますか? 自然にしますか?」

前もあったんだけど、どういうのを「普通」と言って、どういうのを「自然」というの?と。

「自然」に見えるものは「普通」で、「普通」である様子を「自然」といったりしませんか?


あとさ、細かいことに「○○させていただいていいでしょうか?」みたいなことを聞いたりするわけですよ。

「短くしてください」という注文だけなのが悪いのかもしれませんけど、「最初に軽くはさみを入れていいですか?」とか聞かれたんですよ。

そんなコト言われましても、理容の技術が無い人にそこの判断任せていいの?と。

「ダメです」と言ったらどうするの?別の方法で切るの?

一般人の客が相手の商売だから、気を損ねちゃいけないってのがあるんだろうけどさ、そこまでやらなくてもいいと思うんだけどなぁ。


まぁ、「コレに妙な感覚を覚える」のがワタクシの「普通」であり、「そこまで聞かれて普通」だと思ってる人が居るかもしれませんけどね。



そんなことを考えていると、「普通は○○だよね」なんていうセリフを言った後に「普通って何なんだろうなぁ...」と自問自答してみたりするわけで。


で、逆に言われて「普通って何だよ...」と心の中で呟くワケで。


難しいよね、「普通」って。


と、そんなことを考えつつの本日の日記でした。

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