「テキスト系サイト」って、流行ってないよね。
こういうサイトをやっておきながら、さっくり言っちまうのもどうかとは思うけど、やっぱり、「テキスト中心サイト」は、「流行りサイト」にはならないのかな?と。
昔はどうだったとかっていう思い出話では無い方向で、かなり広義で「テキスト系サイト」の今を書いてみようかと思います。
前置きしておきますが、あくまでもワタクシ個人の感覚で書いています。
「そうじゃないと思う」と言ったご意見がありましたら、コメントにでもどうぞ。
まず、「テキスト系」と言うのはどういうモノだと考えているか...というのから。
単純に、「文字情報が中心のサイト」を「テキスト系」とさせていただきます。
今、テキスト系でアクセス数が多そうだよなぁ...というのは、ニュース系サイトと、2ちゃんねるのコピペ系かな?と。
なんだか、「系」ばっかりになっちゃってますが、ご了承くださいませ。
「ニュース系」というのは、製作者(管理人というのも微妙な気がするので...)がかき集めたニュースのリンクを列挙する感じのサイト。
ニュースに対する管理人コメントはそれほど多くありません。
「2ちゃんねるコピペ系」は、2ちゃんねるのスレッドの内容を抜粋してまとめているサイト。
要約が製作者の腕の見せ所って感じですかね。
昔からあるけど、「超人気サイト」にはなり得ないのが、解説系サイト。
ソフトやPCの使い方を解説しているサイトとかは、挿絵があっても、文字の方が多いよね。
日記タイプの文章だと、間違いなくトップクラスなのが芸能人ブログ。
多分、普通の人なら見向きもされないような文章でも、とんでもないアクセス数を稼ぐことになるでしょうな。
逆に、「一般の人だけど、物凄いアクセス数の日記サイト・ブログ」ってのは余り無くなったような気がします。
まぁ、昔はあったのかといわれると、怪しいところだけどさ。
逆に、ほぼ絶滅したなぁ...と思うのは、「フォントいじり系」と呼ばれたサイトや、「バーチャルネット○○系」かな。
前者は、HTMLのタグを使い、フォントサイズや色を変えて、バラエティ番組のテロップのような感じで、内容をつづるサイト。
なぜか、文はセンタリングで、背景色黒、改行がタップリっていうのが多かった気がします。
「バーチャルネット○○」ってのは、「バーチャルネットアイドル」ってのから始まり、派生していった、「キャラクターになりきった文章サイト」って感じでしょうか。
どっちも、気が付けば衰退して、最近ではあまり見なくなりましたね。
まぁ、FONTタグやセンタリングも「非推奨要素」ってことになり、こういうのをやっているサイトは「見にくいサイトである」というような解説も見受けられたりしましたし、似たようなサイトがタップリあれば、やる気が失せてくってのはありうる話だよね。
この「フォントいじり系」の名残が、今のブログに見られるのかな?とも思います。
フォントの色や大きさを変える代わりに、絵文字・顔文字を使う形になったものの、「単純な文章にアクセントをつける」という目的は変わってない感じもします。
「1行の文字を減らし、改行を増やす」という点も、近い感じもします。
でも、個人系ブログは増えすぎて、面白いサイトが埋もれてしまっている感じが否めません。
というか、目に付くブログはアフィリエイト専用ってのばっかりで、まともに書かれた文章に当たることが少ない感じも否めなかったり。
探せばあるのかもしれないけど、アフィリエイトブログが、カネが掛かってるだけにSEOとかも気合が入っていて、そういうのばっかり見つかる始末。
見つけやすい方法があればいいんだろうけどね。
と、そんな感じのことを、深い考えも無いまま書いて、本日の日記と言うことにします。