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2009年4月26日(日)

挟まれた規格

SDカードの安さってハンパじゃないね。

容量が幾らであっても、1コインでお釣りが来る世の中になるとは思わなかったよ。

先日買ったのは、1GBで398円でした。フルサイズのSDと、アダプタ付きのMicroSDカードが同じ値段だったので、コレばっかりは「小は大を兼ねる」ので、MicroSDカードを購入。

輸入品とはいえ、「永久保証」を謳っているので、品質としてはそれなりに自信があるんでしょうね。

398円なら、使い捨てにしてもいい値段だし、カメラ用途に限定すれば、使い捨てのフィルムに匹敵するからね。

ウチにあるフィルムカメラなんて、APSのカメラだから、なおさらフィルム高いし見つからないからね(苦笑)。

そのAPSのカメラを買った頃は、「マトモなカメラが無いから、1台ぐらい買おう」と言って、「これからはAPS!」みたいなCMに載せられて購入。

その時は、PCだって「一部の人の趣味」だった時代だから、デジタルカメラなんてのもあるにはあったんだろうけど、一般的なモノではなかったワケだ。

というか、小学校か中学校の修学旅行に持っていったはずだから、携帯電話も「一部のビジネスマンの持ち物」だったし、もちろん携帯電話にカメラなんてついてなかったからなぁ。

んで、PCが一般家庭にも普及したり、携帯にカメラが付いたり、デジタルカメラが安くなったり...で、APSは「フィルムにこだわる人は従来のフィルムを使う」「こだわらない人は手軽さでデジカメを選ぶ」という層に挟まれる形で市場が無くなっていきましたとさ。と。


ホント、デジタルカメラは便利だよ。

手軽だし、保存枚数も気にせずに取り捲られるしね。

Webに公開することも簡単ですしね。

最初のデジカメのとき、128MBのコンパクトフラッシュが4500円ぐらい出して買って、遅い起動にイライラしつつ、小さいディスプレイを覗いて取っていた...って状況すら、今となっては考えられないよなぁ...


きっとさ、数年後とかには、「カメラで写真を撮るには、1度限りの『フィルム』っていうのが必要だったんだよ」とか言っちゃうようになるんだろうなぁ。

今のところ、フィルムの需要って、使い捨てカメラぐらいだろうし、そのカメラにしても、携帯のカメラに押されてるだろうしなぁ。


「一度出て、広がった規格は、廃りにくい」とは言うものの、明らかにフィルムカメラは陰が薄くなってるよなぁ。

APSフィルムにいたっては、ヘタするとVHSのビデオテープより見かけないからね(苦笑)。

「ココだと高いから、あそこなら安く売ってるんじゃね?」なんてことも言えず、「必要なら迷わず買え」ってレベルまで来てますから(笑)。

まぁ、そんなAPSのカメラですが、原状使ってないのは事実なんですけどね(苦)。

現像に出す価格とかも高いしね。

フィルムカメラの衰退と、デジタルカメラの躍進が原状だけど、「カメラ・写真業界」として見るとどうなんだろうね。

携帯まで含めると、「写真を撮る人」は増えただろうし、「それを公開している人」も増えてると思うんだよね。

まぁ、質の良し悪しはあるだろうけど、とっつきやすさとか、大量撮影で比べる...ってのはやりやすくなったと思うよ。



と、そんな感じで、出掛けるときは気付けばカメラを持って歩くようにしているワタクシ。
でも、余り撮ることは無いですけどね。

そんな感じで本日の日記でした。

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