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2009年4月21日(火)

20年目のゲームボーイ

今日で、ゲームボーイ生誕20周年らしいです。
1989年4月21日、DMG-001 ゲームボーイが発売になりました。

ワタクシが始めて手にした「ゲーム機」でもあります。


DSの普及で名が消えてしまった「ゲームボーイ」シリーズのコトを書いてみようと思います。

ゲームボーイシリーズ6種

私が持っている6つ(全部?)の本体の特徴的な話と、自分的な話を書いてみたいと思います。


DMG-001 ゲームボーイ

「小学校に行ったらゲーム解禁」と言われ、最初に買ってもらったのがこの「ゲームボーイ」。
もちろん、ヘッドホンが付いていた頃。
一緒に買ったソフトは「テトリス」。この「テトリス」は、ワタクシだけでなく母も遊んでいました。

一度、画面が写らなくなり、有償修理に出した記憶がありますが、その時の修理は液晶交換と画面カバーの交換だったはずなので、ボディ自体は当時のものかな?と。

今見ると、非常に大きいのですが、発表されている電池寿命は最長。
また、爆撃にも耐えた頑丈さは伝説的ともなっています。(なお、この本体はニューヨークの直営店に展示されているようです:YouTubeの動画)

後に、カラーバリエーションの「ゲームボーイブロス」が発売されました。
「電子パーツには光に触れると良くないパーツがあるので、クリアの本体は早く壊れる」なんていう事を言われたことがありましたが、暗室で組み立てなんてしている訳がないよね...と。


MGB-001 ゲームボーイポケット

「ポケットモンスター」で勢いが復活した中に発売されたのが「ゲームボーイポケット」。
初期型はパワーランプがありませんでしたが、途中から追加されました。

この本体は、ゲームボーイカラーが出た以降に中古屋で発見。
クリアの本体は、通常販売されて居ないのは知っていたので、購入。
後に調べたところ、トイザらス限定もしくは海外販売品らしい...と言うことが分かりました。


CGB-001 ゲームボーイカラー
前述の通り、ポケットを買わないワタクシにとっては、本当に久しぶりに買った「ゲームボーイ」がこの「ゲームボーイカラー」。
液晶がカラーになり、赤外線ポートを標準装備し、ストラップフックも付きました。
今までのカードリッジでも遊べますが、「カラー対応カードリッジ」や「カラー専用カードリッジ」が出ました。。
「対応」は形そのままで黒、「専用」は形が変わりクリアグレーのカードリッジになっていました(ポケモンなど、例外アリ)。

確か、中学校の学校祭準備の日かなんかが発売日で、遅くまで準備してから、ゲーム屋に走って、クリアを購入。「クリアパープルかクリア」と思っていたので、ほぼ希望通りのモノでした。

で、初代ゲームボーイで遊んでいたのを、カラーで遊んだワケですが、画面の変わりように感動しましたよ。
残像も少ないし、クッキリハッキリ見えるし。
画面をみて一番感動したのはコレかもしれないなぁ。


ココまでが大きく分けて「ゲームボーイ」の系譜。
ココからは「ゲームボーイアドバンス」の系譜に入っていきます。

例日より長い日記になってしまいますが、ご了承くださいませ。
後にでも、「いろいろ」の記事に再編集するのもいいかも...と思っております。


AGB-001 ゲームボーイアドバンス
初めて横型のボディになった「ゲームボーイアドバンス」。
画面もワイドになり、同じ系列のCPUだった「カラー」までと違い、アーキテクチャを一新(互換用にカラーと同じものも入っていますが)。
本体デザインには外部のデザイナーが関わっており(参考:ほぼ日刊1101新聞 木の上の秘密基地)、コレは他のハードには無かったと思われます。
初期のロットでは画面が暗く、公式発表は無いものの、中期以降は改善されたものになっています。
本体にある型番シールに「AGB-JPN」と書いてあると初期ロット、「AGP-JPN-1」と書かれているのが改善後ロットといわれています。

コレは、コンビニで予約して購入しました。専用ソフトは後に「F-ZERO」を買いました。
スーパーファミコンレベルのグラフィックのソフトが遊べるのですが、ボタン数や画面の縦横比の関係もあり、「単純移植」は余り進みませんでしたね。

ワタクシは、この後にDSを買い、その互換機能により遊ぶことが多くなっていました。
ソフトにしても、スーパーファミコンからの移植作や、良くも悪くも「スーパーファミコン程度」なソフトが多く、本体の売れ行きの割りには、ソフトにはイマイチ地味な印象を感じてしまいます。



AGB-101 ゲームボーイアドバンスSP(バックライト)

「大人向け」と銘打った渋めのカラーで発売された「ゲームボーイアドバンスSP」。
本体は折りたたみ型になり、フロントライトを搭載。画面を明るく照らすようになっています。
ゲームボーイシリーズでは初めて、充電専用機になっております。

コレは、バックライト仕様の北米からの輸入品。
DSが出た頃に、北米でアナウンスも無いまま店頭に並んだらしいバックライト液晶仕様のアドバンスSPが出た...との情報が入り、「そのうち日本でも売るだろう」と思っていたのですが、待てど暮らせど出てこない。
季節は移り変わり、世間ではDSLiteが売り切れ続発になっていた頃、「北米でも出荷停止になったらしい」という情報が。
秋葉原の輸入ゲームショップに出向き、値段は高かったものの今買わないでいつ買うよ!ってコトで購入。

アドバンス専用ソフトだけではなく、初代ゲームボーイソフトまでをバックライト画面で遊べるのはこの本体だけ。そういう意味では、買った価値はあると思っています。


OXY-001 ゲームボーイミクロ

DSが破竹の勢いで売れるなか、「スーパーマリオ20周年」に合わせて売られた「ゲームボーイミクロ」。
金属製のボディと、シリーズ最小の本体サイズ。
高級感を高めたモデルだったはずなのですが、DS、DSLiteに互換機能があることもあってか、それほど売れず、予定されていた「別売りフェイスプレート」も発売されずに終わりました。
GBカラーまでのソフトの互換はなくなり、使えるソフトはGBAソフト専用となりました。

コレは、某量販店で5000円になっていたのを購入。
ただ、「ちょっとした時間に遊ぶ」とか、移動時に持ち歩くには非常に便利なサイズになっています。


そして、任天堂ソフトは「リズム天国」を最後に、GBAソフトも「ファイナルファンタジーVI アドバンス」を最後に、発売されなくなり、時代はDSに移っていきました。

最新のDSiから、GBAスロットが廃止され、「ゲームボーイ」という名が薄れていく中での20周年となりました。

DSiでDSiウェアが出ているので、「ゲームボーイ版バーチャルコンソール」が出ないか...と言う話が出ていますが、今のところ発表はありません。
研究していないわけはないとは思いますが、それがビジネスになるかは別の話。

まぁ、200円ぐらいでブロック崩しとかならいいかもしれませんけどね。


と、言った感じで本日の日記でした。


※お詫びと訂正
当所、GBA最後の任天堂ソフトを、「MOTHER 3」と書いておりましたが、「リズム天国」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。

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