なんとなく思ったささやかな疑問なんですが、200万画素のWebカメラの性能を余さず使えるアプリケーションってあるんでしょうか?
「PCで見るだけ」なら、高画素で見ることが出来るのはわかっていますが、主な仕様用途と思われるビデオチャットソフトで、そこまで高画素の送受信が出来るのってあるんだろうか?と。
店で売っているWebカメラを見ていると、安いもので30万画素、ミドルエンドで130万画素、ハイエンドで200万画素って感じですかね。
どんなにいい物でも、それを扱えるモノが無いと意味無いよね...と。
あと、「画素さえよければいい」ってモノでは無いってのは間違いないワケで。
USBの接続速度の限界もあるらしいのですが、転送画素数を増やせば増やすほど、フレームレート(1秒間に何枚画面を切り替えるか)が落ちて、1枚1枚の絵は綺麗だけど、動きがカクカクしてしまう...というコトになるんじゃないかなぁ?と。
さらに、インターネット接続の速度を加味すると、やっぱり、そんなに超高画質カメラを高い金額を出して買う必要ってあるのかなぁ?と思ってしまいます。
画素数よりも、「綺麗な映像か」というのに振った商品とかが出てもいいかな?と思いますけど、綺麗かどうか...っていうのを見られる機会がそれほど無いってのが原状。
商品サイトを見ても、店頭でパッケージを見ても、「画面はイメージです」とか、「画面ははめ込み合成です」って書いてあるのがいいオチ。
よくよく考えると、デジカメも携帯電話も実機が並んでテスト撮影は出来ますが、「撮った画像をPCの画面や印刷して見せてくれる」っていうのは余り無いよなぁ...と。
まぁ、フィルムカメラだと、「覗くこと」ぐらいしか出来なかったんでしょうけどね。
でも、フィルムカメラよりも、カメラによる映像の差異は、ソフトウェアの処理が入る分だけデジタルカメラの方が大きいような気がします。
カメラについている液晶ディスプレイにも差があるでしょうし、2つのカメラで撮影画像を並べて見たとしても、条件が違いすぎるような気もします。
まぁ、PCのディスプレイを置いて、それに表示させることができる・・・みたいなことをやったとしても、そのディスプレイにも特徴があるので、一概に「コレがいい」ってことは言えないでしょうけど。
まぁ、こだわりだしたらキリが無い世界だとは思いますけどね。
コレが「誰かに見せるため」になると、さらにややこしさが増してくるんだよね。
印刷・現像したのを手渡しする...ならまだしも、Webページに載せて、様々な人が見れる状況...となると、ココみたいに見る人が少ないページになると、すべての人が別のディスプレイで見ている・・・ってコトも大いにありうるワケですよ。
同じディスプレイでも、繋がっているグラフィックボードが違うだとか、設定を変えているだとか、経年劣化でバックライトが弱ってる...とかになってくると、もうお手上げかなぁ?と思ったりします。
ワタクシはそこまでこだわって写真を撮っているワケではないので、別になんとも思いませんが、こだわってこだわってこだわりぬいた写真を見せたい!っていう人にとっては、考えるところがありそうだなぁ...と。
まぁ、気にしすぎてもどうしようもないんだけどね。
と、言った感じで本日の日記でした。