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2009年2月21日(土)

先走りの先

降りすぎだろ!ってぐらい降りましたよ。

我が家の裏の物置に通じる道が完全に雪に埋まっている状態。
平らだった歩道も、緩やかな曲線を描く雪原に変化ですよ。

来週頭には地域の排雪が入る予定ではあるものの、そのままにしておくわけにはいかないワケで。

ホント、何回も書いてる気がするけど、遅かれ早かれ積雪量は例年通りになるのかな?と思ったりします。


そんな北海道、冬期間の暖房が欠かせない地域なワケで。
灯油価格の高騰は、生活に直結してくるわけですよ。

経済産業省 北海道経済産業局の情報を元にしてみると、去年の10月には119円ぐらいだったのですが、つい最近のニュースによるとコープさっぽろが札幌圏で61円という価格にまで落ちています。
(参考:毎日.jp)

約半分ぐらいの価格になっているわけですよ。

「まだまだ値上がりするだろう」という予想が立てられていた今年の夏から秋に掛けて、「薪ストーブ」が売れました。
灯油より安上がり・・・というフレコミもいささか怪しいながらあって、結構売れたんだそうです。
スチール製のならともかく、鋳造の薪ストーブはかなりの高額になり、床暖房付きの石油ストーブと余り変わらない価格だったりしました。

古新聞を押し固めて薪を作る道具だったり、てこの原理やエンジンを使った薪割り機なんてのも売られていました。


テレビで「特需」が報道されたり、ホームセンターで特設コーナーが出来たり・・・ってな状況だったので、売れるには売れてたんだろうね。

多分「このまま灯油価格が上がれば、きっとこの出費も取り返せるはず」って思って買った買った方が多いんだろうなぁ・・・と。


そして、暖房をつけるシーズンになる前に始まった価格下落。
あっという間に半額ですよ。

先走って薪ストーブを買った人、頭抱えてるんじゃなかろうかと。

薪ストーブって、火力調整も面倒だし、薪を置いておく場所も必要。
床暖房までオールインワンな石油ストーブからみれば、機能的には比べ物にならない状態。

ヘタすると、まだ使える石油ストーブを捨てて買っているかもしれない。

なんというか、「ご愁傷様です」としか言えないというかなんと言うか・・・

まぁ、ココまで石油価格が下がるとも思わなかったけどさ。

ある程度値段が上がっても、灯油ストーブは便利だよ。
温かさといい、調整のしやすさとかの機能などなど、長い期間掛けて洗練された機能ってのは、なかなか代用は聞かないよなぁ・・・と思います。


そんなわけで、「世界同時不況でたいへんだ~」ってのはありますが、とりあえず灯油価格が下がったのは北海道に住む人にとっては非常にありがたいことなのは事実でしょうね。

電気ストーブとか、暖房効果のあるエアコンとかもありますが、やっぱり灯油ストーブは偉大ですよ。ええ。

と、そんな感じの本日の日記でございました。

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