どうして部屋が片付かないんだろう...。
昔から治らない「モノを溜め込む。捨てられない」という性質(タチ)のせいなのは目に見えているワケで。
何が多いかというと、プラモの箱。
プラモをつくり、完成すると箱に入れて片付けていたのです。
完成したモノの大きさから考えると、箱の中にはとってもムダな空間があるわけですよ。
そんなわけで、先日より半ば思いつきで作戦開始。
よくあるジッパー付きのビニール袋を買ってきまして、完成品はその袋に収納。
箱は解体して平らに。使えそうな大き目の箱はそのまま。
で、袋に入ったキットを、大き目の箱に入れて収納しましょう・・・ってな作戦。
結構古めのキットから中心に片付け始めたのですが、全然片付いた気がしないのですよ。
ワタクシが買い始めたのは、「ガンダムW」のキットからだったのですよ。
この頃の1/144キットが中心だったんだけど、この辺って箱のサイズがまだ小さい頃なんだよね。
なので、箱を解体したところで、削減量はたいしたことが無いのですよ。
最近のHGシリーズなら、同じ1/144スケールでも箱の大きさが大きいので、削減量としては大きいんだろうなぁ...と思いつつ片付け続けていました。
「新機動戦記ガンダムW」って、1995年~1996年に放送されてまして、その放送時期に買っていたモノなのですよ。
パーツが破損して、瞬間接着剤で止めてあったり、接着に失敗したらしく接着剤がモールドを埋め尽くしていたり、豪快にはみ出している塗装、曲がったままのスミ入れなどなど、ものすごいクオリティなワケですよ。
当時使っていた塗料って、まだ水性だったころのガンダムマーカーですよ。(現行のガンダムマーカーはアルコール系)
ガンダムマーカーの隠蔽力なんてほとんど無いのに、内箱の底に印刷された「使い方講座」みたいなのには、紺色のパーツに赤とか白のマーカーで塗装をすればグレードアップ!とか書いてあっちゃったりで、今見ると半分詐欺だよなぁ...とか思ったり。
分かりにくいと思いますので、一応解説。
赤とか白とか黄色の塗料って、濃い色の下地にそのまま塗ると色が透けるのですよ。
それは、ガンダムマーカーに限らず、比較的隠蔽力の強いラッカー系の塗料でも思いっきり透けます。
それなのに、「そのまま塗ってOK!」みたいなテンションで、紺とか黒とかのパーツに白とか赤とか黄色で塗りましょう!ですよ。
まぁ、その辺を乗り越えた(?)知識とかが集まって、今の程度までなったのかなぁ?なんて思ったり。
ちなみに、下地を透けさせないで塗る方法として、サーフェイサーで下地をつくったり、隠蔽力の強い白(ベースホワイトとかって名前で売ってます)を塗った上に塗ると上手くいきます。
わき道にそれまくりましたが、懐かしすぎる古いキットを片付けつつ、「もうちょっとちゃんとゲート処理しろよ...」と思いながら片付けてました。
大して変わってないと思っていたのですが、自分の製作能力はちゃんと向上してるんだなぁ...とか、最近のキットの出来ってスゴいんだなぁ...と思ったりしました。
で、大して片付いた気はしないのですが、袋はおそらく50枚近く使ったような...って感じです。
...袋、買い足してこないとダメかな(苦)。
と、そんな感じで、「よし、片付いた!」と胸を張って棚を眺められる時がくるまでつづけようかな?とか勝手に思ってます。
うーん、うろ覚えだけど、クローゼットの奥底にBB戦士の武者ガンダム系や、今や入手困難な元祖SDガンダムが眠っている気が...
...片付ける以前に、それを取り出すのが面倒だ(苦)。
と、言うわけで見えるところからやりますかね...と。
あと何個ジッパー袋居るんだろう?(苦)