プリントゴッコの、年賀状イラスト集、今年(2009年向け年賀状向け)で終わりなんだってさ。(ITmedia)
プリントゴッコを知らない世代とかも居るんだろうなぁ・・・なんて思いつつ、そんなことから書き始めてみたいと思います。
布用インクを探して、Tシャツやエコバッグとかに印刷できるかなぁ?と、「ウチにあったプリントゴッコってどうなったの?」って家族に聞いたところ、「引越しの時に捨てた」だそうで。
まぁ、その時点でワタクシがPC使えてましたから、必要ないといえば必要なかったんですけどね。
あの、元版を作るためのフラッシュランプが光った後のなんともいえないニオイとか、多色刷りや複版刷りも今となっては懐かしいモノです。
「限られた機能の中で、どれだけ工夫をするか」というのが、各家庭の腕の見せ所だったような気がします。
まぁ、「簡単に出来る」との裏返しではあるんですが。
結局は「それで出来る当たり前」をどう上回るかっていうのがあると思うんですよ。
たとえば、「スーパーファミコンで出来る当たり前」の基準を、本体と同時発売だった「スーパーマリオワールド」だとします。
コレを基準として、「どう上回るか」というのを具現化したのが、「スターフォックス」だったり、「ヨッシーアイランド」だったりするんだと思うんです。
で、ハード性能が上がれば、簡単に「それ以上」を出すことは出来ますが、結局それが再び基準になるから、結局は同じことの繰り返し。
ゲームの話で続けると、「スーパーマリオ64」が、「スーパーファミコンを上回った」上で、「NINTENDO64の当たり前」になりました。
・・・まぁ、本体同時発売なのにクオリティが高すぎたから、後発が困ったって話も聞かれますが。
"操作するゲームとして"、この「マリオ64」をよりも上回ったって言うのは、「ゼルダの伝説 時のオカリナ」ぐらいしかないんじゃないかなぁ。
いわゆる、「3Dアクションゲーム」は(そんなにやったわけではありませんが)、これ辺がスタンダードであり、そこから離れられていないんじゃないかなぁ・・・と。
で、話を最初に戻して、年賀状の話。
昨今の年賀状は、印刷屋に頼むのと大差のないイラスト集が簡単に手に入る・・・という風になってくるわけですよ。
と、なると、何処で差を出すのか・・・って話なんだよね。
個人的な感覚での話しになりますが、「上手い背景の使い方」が、「ちょっと違う」を演出するようになるのかな?と思います。
まぁ、細かい話ではありますが、使うインクの量も増えますしね。
でも、そんなに奇をてらったような年賀状とか作ってどうするんだ?って気もしますけどね。
行き着く先は「ベーシック」に戻り、再び装飾が増え・・・と、輪廻していくのかな?と思ったりも。
何年か後に、「今年の年賀状は業者に頼んでシルクスクリーン印刷するのが流行です。」なんてなったら、笑うしかないよね。
まぁ、蛍光色やメタリック色は現状のインクジェットプリンタじゃ出来ない発色があるのがアドバンテージでも、たぶん無いかな(笑)。
そんなわけで、本日の日記でした。