前日の日記

翌日の日記
 
2008年9月11日(木)

真似でいいの?

デジカメを持っていないときほど、いいネタに遭遇するよね。

もう、「会いたいときに君は居ない・・・」と、安っぽいドラマみたいな状態になるわけですよ。

でも、携帯で撮りました。
そこそこの遠景なので、携帯でもそこそこきれいに撮れるモンです。

と、言うわけでコチラ。
高層の架け橋

大通公園から撮った、北海道銀行と札幌銀行の間にかかる架け橋。

たぶん火事とかで降りれないときのための避難経路として確保されてるんだろうけど、半端じゃなく怖いと思うんだけど。

下から見た限りでは、ビルの高さが同じだからできる芸当に見えてました。

でも、よくよく考えると条例かなんかでビルの高さって決まってそう。

緊急時にハシゴを渡されて「こっちにこい!」って言われるよりはいいかも知んないけど、絶対怖いよ、コレ。


さて、そんな札幌中心部。
多くのビルは札幌オリンピックのときに建てられたらしいです。
そのビルの老朽化が進む中で、今後の方針として・・・という話が出てました。(参考:北海道新聞)

建物を2メートル下げて、歩道を広げて、デザインに統一感を持たせて、パリ・シャンゼリゼ通りのような道を目指す・・・だそうで。

もうね、突っ込みどころいっぱいすぎてどうしようか?と。

コレ、どこに言ったら反対できるの?と。


広げた部分はオープンカフェなどにするんだそうですが、札幌、雪降るんだよ?
その間は完全にデッドスペース。下手すると雪捨て場ですよ。

長い歴史があって、その通りが生成されたというなら、「土地に根付いた理由」というものがあるわけですが、それを小手先で真似たって何にもならないと思うんですが。

ウソ言ってたらイヤだから調べたよ。
パリって年中通してマイナスの気温にはならないみたいだよ?
多少は寒いかもしれないけど、1年通して使えるから、オープンカフェみたいなのが発展したんじゃないの?と。

マイナス10度とかって世界でオープンカフェって、いったい何処の雪中耐寒訓練だって話ですよ。

ただでさえ北海道経済が冷え切ってるのに、建てかえる余裕があるところがどれだけあるか・・・ってのもあるわけだ。

で、ついでに言えば現状建てている所は除外ってなると、「歩道歩いてたら突然壁」ってのが多くありうるワケですよ。

歩道の幅が変わると、そこで人の渋滞が起きるんだよね。


格好つけるのもいいかもしれないけど、札幌という土地の特徴に合わせて考えないとダメだと思うんです。


あと「デザインに統一感を持たせておしゃれな雰囲気を演出」って、誰がするの?と。
素人考えで揃えたって何にもならんと思うんだ。


この辺も考えてくれてるんだよね・・・といいたいところだけど、気候も考えないで「シャンゼリゼ」とか「オープンカフェ」とか言っちゃってるのを見ると、あまり考えてないのかなぁ?という印象をぬぐえません。

じゃあ、どうするのかって話だよね。

せっかく地下歩道作ってるんだから、そこをオープンスペースにすりゃぁいいじゃん。
駅前通りの車通りの多いところでオープンカフェでお食事するよりは、美味しく食べれるんじゃない?

ゴミとか、使い方の問題や、ホームレスの問題は出てくるかもしれないけど、人間の心理的に、「綺麗に保っていれば汚そうとは思いにくい」らしいし。
「中途半端に汚れている」から、「コレくらい大丈夫だろう」って汚すって話をどっかで聞いた気がします。

その辺をよーく考えた上でやってほしいところです。

そんな感じで本日の日記でした。


あ、地震はなんとも無かったんで、ご心配なく。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL 

コメント (0)

コメントを投稿

※メールアドレスは管理人にのみ通知され、公開されません。