10年間生きた我が家のセキセイインコが、息を引き取りました。
午前中から、なんかいつもと様子がおかしい感じでして。
そっとしておいた方がいいよね・・・と、かごに戻しておきました。
昼になって、様子を見ると、そのとき置いた餌箱の上で動かなくなっていました。
最初に買ったつがいの2羽から生まれた1羽で、生まれたときから体が小さく、体力も無いようで飛べないインコでした。
小さい体と、飛べないことから、「弱い」という印象がありましたが、平均寿命を超える10年を生きたことを考えると、十分強かったのかもしれません。
もっと見ていれば、最後を看取れたのかなぁ・・・と思う部分も無いわけではありませんが、後悔したって仕方ないですし。
なんか、明確に「生」と「死」の境目を見ると、やっぱり考えさせられることがたくさんあるなぁ・・・と。
とにかく、居てくれてありがとう。
我が家には後2羽のセキセイインコが居ます。
片方は、このインコより半年ぐらい年上。もう一羽はこのインコと同時に生まれた兄弟。
そう遠くない未来に、また別れが来るのかな?とは思いますが。
その悲しみまでを含めて「生き物を飼う」という責任なのかな?と思います。
お金を出せば、どんな生き物だって手に入ります。
それを、「かわいいから」とか、「癒されるから」とかだけで買っちゃダメなんだよ。
その動物の一生を預かるって覚悟があるか?と。
生活に必要な「しつけ」から始まり、誰かに危害を与えたときに責任を取れるか?とか。
老いてからも面倒を見れる?
そして、最期まで見守ってやれるか。
人が集まるペットショップで、どれだけの人がこの覚悟を持っているのか?
そんなことを考えてしまうのです。
自分の子どもにしてもそう。
「あらゆることを犠牲にして、子どもを育てる覚悟があるか?」って聞かれたとき、どれだけの人が「ある」って答えるだろう?
「仕事が忙しくって・・・」って言う人も少なくないと思うけど、たしかに仕事だって大切だよ?でも、子どもへのしつけや教育をおろそかにしていい理由にはならないよね。
「私と仕事、どっちが大切なの!?」ってドラマとかでよく聞くセリフだけど、そんなセリフを相手に突きつけても、「仕事が忙しくて子どもの相手ができない」とか言っちゃうのかなぁ・・・なんてね。
にしても、こういうときに聞くGARNET CROWの「永遠に葬れ」(「えいえんにねむれ」と読みます)は、一段と感慨深いものがありますなぁ・・・
あ、気分が思いっきり落ちているときに聞くと、さらに落ちる可能性のある曲なので、ご利用には十分ご注意くださいませ。
と、そんな感じで本日の日記でした。