財政破綻で財政再建団体になっている、北海道夕張市。
「石炭の歴史村」という観光施設野中に、「ロボット大科学館」という施設がありました。
老朽化のため、施設は利用されていなかったそうなのですが、つい先日、解体されたというニュースをやっていました。(北海道新聞)
小学生の頃かなぁ。
家族で行った事があったんだけど、その頃から既に「微妙さ」が漂っていたんですが、まだあったんだなぁ・・・と。
ボクの記憶にはありませんが、このロボットは、「仮面ライダーBLACK」で敵の秘密兵器として出てきたことがあるらしいですよ。
小型のロボットは、オークションにかけられるそうですが、かれこれ20年前に作られたロボットがどれだけカチがあるんだろう・・・と思ったりも。
コレさ、なんか版権付きのロボットだったらもうちょっと人の入りもあったんじゃない?と思ったり。
まぁ、「20年間古くならずに客寄せが出来る巨大ロボット」って言ったら、ガンダムぐらいしかないんだけど。
でっかいファミコンロボットみたいなのがあっても、自走するわけでもないし、ただの建物の一部だったからなぁ・・・。
バブル経済を受けて、各地で開発され、消えていった観光地って一杯あるからなぁ・・・。
札幌だと、「札幌テルメ」。拓銀破綻の原因とすら言われています。
ただ、ココは数年間休業後、「ガトーキングダム札幌」として復活しました。
芦別にあったのは、「カナディアンワールド」。
「赤毛のアン」の世界をイメージした公園のようなところでした。
コレも破綻して、現状は無料開放の公園だったかな。
芦別には、「北の都芦別」という、宿泊設備があります(今もあるはず)。
巨大な観音像と、宿泊施設を繋ぐモノレールとかがありました。
現状、モノレールは線路のみが残っている状態らしいです。
行ったこと無いけど、苫小牧に「ファンタジードーム」という室内遊園地もあった気が。
帯広にも「グリュック王国」ってのがあったそうな。
結局、地方都市でテーマパークで利益を上げるってのはかなり難しいんだと思うんだよね。
「テーマパーク」で、「大成功」ってのは、千葉県浦安の東京ディズニーリゾートぐらいじゃないかなぁ?
知らない人がいないキャラクターと、関東圏の人口集中があって、ようやくビジネスとして成功するレベルなんじゃないかなぁ?と。
上に挙げた観光施設のいくつかも、第3セクターとして設置されているわけで。
単純に儲かるなら、税金なんて投入しなくてもとっくに誰かがやってるって話ですよ。
ま、観光をビジネスとするのは難しいってことなんだろうけどね。
と、そんな感じで本日の日記終了。