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2008年8月25日(月)

知らない世界のいろいろ

逝去の知らせから始まった一連の流れは、今日で終わりました。

泣いたのはデフォルトで(笑)。

ここ数日、ちょいとしんみりさせてもらったので、ちょいとテンション戻して本日の日記です。

とはいえ、お葬式が「ネタ」ではあるのですが。


今回の葬儀で、初めてじゃないかなぁ・・・と思ったのは、お坊さんの「お布施は幾ら」という話。

「葬儀で幾らで~」と、はっきりと明確に言ったお坊さんは、今まで見たことが無いかも。
はっきり言ってくれた方が分かりやすいとは思うけど、「食事をいただくのですが、私次があるので帰りますので、食事代として1万円を包んでいただきたい」とはっきり言ってたからね。

もうね、お布施の金額を言うのが、テレビショッピングの人みたいなモンですよ。

「戒名には、3種類ありまして、5万円、10万円、20万円とございまして・・・」とか。

いつ「10%ポイント還元」とか、「金利手数料はジャ○ネットが負担!」って言い出してもおかしくない感じ。

戒名の話は、信仰心や故人を悼む気持ちが、「お金」で差がつけられているみたいで、なんかちょっとイヤでした。
この戒名って無いとダメなんだろうかね。
なんか、「その人の死に際して、幾らまで出せるんだ」って言われてるみたいでいい気がしません。

本来、戒名ってのは故人に対して与えるものじゃないみたいだけどね。


次、「友引」の話。
ご存知のように北海道在住なので、「友引は葬式を避ける」ってのは常識だと思っていたんですが、ちょいと調べてみると思いっきり「迷信」ってかかれてました。(Wikipedia 「六曜」)
そもそも仏教とは関係の無いもの・・・ってのが完全に決定打だよね。と。
まぁ、語呂合わせでもげんを担いだりするから、一概に無視していいものとは思わないけどね。


あと、面白そうなので火葬場の係りの人が言っていた話も書いておきましょうか。

私自身も「そういうもんだ」っていう程度で認識していたのですが、拾骨のときに、喉仏と胸仏を別の骨壷に入れるんですよ。

コレ、「北海道だけなんですよ」って言われました。
そりゃぁ、北海道外でお葬式に参列したことなんて無いし、葬式の話なんてしないからね。

その係りの人曰く・・・
「開拓使の時代に、大きな骨壷を持って戻る事が出来ないため、形のいい物を別にして、それを故郷(本州)に持ち帰り埋葬した」ということらしいです。

ちょっと納得してしまいました。


で、今日の最後のネタ。

お供物って高すぎね?

「フルーツ盛り合わせ」が10500円。
「アレンジフラワー」が15750円。

スーパーとか行って、「供物にするから10500円分作ってくれ」って言ったら、スゴいのが出来そうだとお思いませんか?

お花にしても然り。通常仏壇に上げる小さい一束で500円前後。
それが30個分ですよ。

こういうところだからさ、値切ろうとする人も居ないし、自分で調達しようって思う人も居ないからさ、ボロ儲けだろうなぁ・・・とか思ってしまいます。

全部自分で調達した時に、葬儀の原価とかが分かるんだろうけど、棺がその辺のホームセンターで売ってるってワケじゃないしね・・・


あ、あともう一つ。。
火葬場に入るの30分待ちでした。
炉と待合室はあっても、入口は一つ。告別所が2つ(かな?)なので、結局それを待つ状況。

今回、里塚が改修中といいうコトで、初めて手稲山口の火葬場に行きました。
平成18年に使用を開始したらしく、結構新しく、部屋の管理(使用状況)などはコンピュータ管理。
控え室の表示は液晶で、あらゆるところがバリアフリーという建物でした。
炉の数は30。売店や喫茶・食堂も完備されていました。

里塚の改修は21年3月末日までらしいです。


と、今回のお葬式で思ったこといろいろでした。


と、ここ何日間で感じた「ターニングポイント」を大切にして明日から頑張ろう・・・と思います。

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