前日の日記

翌日の日記
 
2008年8月23日(土)

明日が来る奇跡

突然の訃報が、午後になったばかりぐらいの我が家に届きました。

親戚(祖母の妹)が、急逝したと。


病院から戻ってきた、一人暮らしだった部屋にある生活感。


昨日の日付の日めくりカレンダー。
冷蔵庫の中に入っていた切られたスイカ。
干したままの洗濯物。
買ったままの袋に入っていた雑誌。
風呂屋に行くために準備をしていた・・・というタオル類が入った袋。


本当に、「昨日」まではあった日常が、今日の午前で終わる。

綺麗に片付けられた部屋に戻る時、無言で帰ることになるとは、本人すらも、想像していなかっただろうなぁ・・・と。


でも、弱いところを見せようとしない故人の性格を知っていると、「らしい」亡くなり方ではあるような気もしました。



遅かれ早かれ必ずやってくる出来事。
遭わないで終わるなら、どれだけ楽か・・・。


でも、向き合わなきゃいけない。
長年生きた人との別離で、いろいろなことを考え、次への一歩の糧にする。
それをするための葬儀という数日間。

どんなに信じられなくても、荼毘に付された時、それは現実以外の何物でもなくなる。


年齢的に、これからこういうコトが増えるんだろう・・・と。
慣れるどころか、涙腺は年々弱くなってくる。

「あの声がもう聞けないんだ」と思っただけで、目に涙が溜まってくる。


今は、ゆっくり休んでください。と思う限りです。



ここ数日で起きたいろんなことは、自分にとってのターニングポイントにしないといけない気がしています。

普段だと、「ターニングポイントなのかなぁ?なんて思ってます」とか書くんだろうけど、今回は「しないといけない」な感じがしています。


暗い内容で非常に申し訳ない。

でも、それが心のほとんどを占めてしまっているので、これしか書けない。


ホントすいません。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL 

コメント (0)

コメントを投稿

※メールアドレスは管理人にのみ通知され、公開されません。