突然の訃報が、午後になったばかりぐらいの我が家に届きました。
親戚(祖母の妹)が、急逝したと。
病院から戻ってきた、一人暮らしだった部屋にある生活感。
昨日の日付の日めくりカレンダー。
冷蔵庫の中に入っていた切られたスイカ。
干したままの洗濯物。
買ったままの袋に入っていた雑誌。
風呂屋に行くために準備をしていた・・・というタオル類が入った袋。
本当に、「昨日」まではあった日常が、今日の午前で終わる。
綺麗に片付けられた部屋に戻る時、無言で帰ることになるとは、本人すらも、想像していなかっただろうなぁ・・・と。
でも、弱いところを見せようとしない故人の性格を知っていると、「らしい」亡くなり方ではあるような気もしました。
遅かれ早かれ必ずやってくる出来事。
遭わないで終わるなら、どれだけ楽か・・・。
でも、向き合わなきゃいけない。
長年生きた人との別離で、いろいろなことを考え、次への一歩の糧にする。
それをするための葬儀という数日間。
どんなに信じられなくても、荼毘に付された時、それは現実以外の何物でもなくなる。
年齢的に、これからこういうコトが増えるんだろう・・・と。
慣れるどころか、涙腺は年々弱くなってくる。
「あの声がもう聞けないんだ」と思っただけで、目に涙が溜まってくる。
今は、ゆっくり休んでください。と思う限りです。
ここ数日で起きたいろんなことは、自分にとってのターニングポイントにしないといけない気がしています。
普段だと、「ターニングポイントなのかなぁ?なんて思ってます」とか書くんだろうけど、今回は「しないといけない」な感じがしています。
暗い内容で非常に申し訳ない。
でも、それが心のほとんどを占めてしまっているので、これしか書けない。
ホントすいません。