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2008年8月 7日(木)

コレも地域限定!?

札幌では今日が七夕。

街に響くは「ろうそくだせ~」の歌声。

今の家に引っ越してきた5年ぐらい前は、結構いたはずなのに、今年は20人以下だったらしいです。

一人当たり数十円程度なのに、貰えば嬉しいモンですからね。

500円も出せば、貰う程度のお菓子なんて買えるのに、なんか違う嬉しさがあるんだよね。


ところで・・・

♪ろうそく出せ 出せよ
 出さないと引っかくぞ
 おまけに○○○○○♪


最後のところ、子どもによってまちまち。
口ごもっちゃって聞こえない子も少なくない感じ。
なんなんだろう?と。

自分の時は「かっちゃくぞ」だった記憶がありますが、「引っかく」も「かっちゃく」も、爪で強くこする意味だよなぁ・・・と思ってました。

で、軽く調べた。

で、北海道のみの行事ってコトにかなりデカイ衝撃を受けた(笑)。

Wikipedia ローソク貰いによると、5文字パターンだと「噛み付くぞ」 「喰い付くぞ」 「ひっかくぞ」 「かっちゃくぞ」のパターンがあるようです

正直、本州の江戸時代以前ぐらいからあった慣わしが発祥で全国にある…ってな感じだと思っていたんですが、北海道のみの習慣だったとは・・・。

この歳になって超ショック。

「七夕で、願い事も出来ずに川原にいた子どもに、貧しい老夫婦が明かりだけでも・・・とろうそくを渡したところ、その子どもは星空に上り、願いをかなえた・・・」みたいなストーリーがあると思ってたんですけど、そういうのは全然無いのね。

歴史の浅い北海道。何でろうそくなんだろう?

Wikipediaによると、津軽地方のねぶたが源流では?というのがあるみたいですね。
で、北海道にありがちな「合理化」で、「子どものお菓子」に変わったと。

「北海道にありがちな合理化」ってのは、歴史が浅いせいなのか、どうでもいいような伝統を無視したコトが多い。って話。

有名どころで言うと「結婚式」。
道内だと、「会費が幾ら」というのを明確にした招待状が届きます。
入る金額として会費+ご祝儀という形になり、両家の負担が少ない・・・らしいです。

「ろうそくを取りに来た子どもにお菓子をあげてた」ってのも大いにありえるけどね。

むしろ、そっちの方が可能性が高いか(笑)。


と、そんな感じで七夕の日記でした。

願い事しなくなってどれだけ経つんだろうなぁ・・・と、己の汚れに苦笑いしながら終了っと。

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