「学校裏サイト」というコトバが出回り、それを「抹殺するため」に大人が動く。
ニュースサイトに興味深い記事があったので、それを読みつつ、今日の日記を書いて見たいと思います。
ネタ元
「学校裏サイト」とは何か 管理人に聞く実態(ITmedia)
正直な話、ワタクシ自身も「なんとなく」しかどういうものか知らなかったのですが、結局は「レンタル掲示板」の事らしいですね。
ボクは、パスが掛かったSNSみたいなのを小学生が作っている・・・とか思ってましたよ。
コミュニケーションのツールが、時にして悪い方向に流れる…っていう典型例みたいですね。
でもさ、「裏サイトだからネットが悪い」って言ったってさ、その根本は決して新しいものじゃないよね。と思うわけですよ。
小中学校のころから、授業中に回し手紙をしてみたり、交換日記みたいなことをやっている人たちって居たわけだし、表に出ていないだけで、そこに誹謗中傷が書かれていたってなんら不思議じゃないよね。と思うわけですよ。
まぁ、「大量の人が見る可能性がある」っていう可能性を完全に無視しているよなぁ…って部分はありますが。
ワタクシも、大学に入ってからレンタル掲示板を借りて、友人らと情報交換云々に使ったこともありますが、歳が歳ってこともあり、問題なく運用してましたし、他人に見られてどうだ~って事もなかったんですが。
SNS「mixi」が流行りはじめた頃に、そのBBSを使っていた人たちを招待して、「認可式で参加者しか内容が見れないコミュニティ」を一つを作って、そこで情報のやり取りをするようになりました。
使用頻度は下がりましたが、どっちも未だに残っていたりします。
SNSにしても、「参加していない人には見れない」という前提の中で、「少し安全だから本名出してもいいじゃん」ってレベルで、広がっていった気がするんですよ。
今のmixiはあまりに増えすぎてその前提はありませんが。
でさ、「18歳以上」と銘打ってるmixiでも、「特定の相手にしか見せない日記」とか、前述したような「認可式で参加者にしか内容が見れないコミュニティ」ってのを作って、中で何やってるか判んない…ってな事をやってると、子どもにしてみれば「あんたらはいいのかよ」って思うよね。
「自分達は出来てないのに、子どもには押し付ける」
こういう感覚に子どもって非常に敏感じゃないかな?って思うんだよね。
「大人もやってるじゃん」って言われたときに、子どもが納得できるように説明できる?
「どうせ言っても納得なんてしない」って決め付けて、説明もしないで取り上げる方が、青少年の育成に悪いとおもうんだけどなぁ。
本当に考えていたら、「取り上げる」とか「禁止する」とか「見せない」とかっていうのにたどり着かないと思うんだけどなぁ。
「道具」は取り上げるよりも使い方を教えた方がいいと思うんだよね。
と、そんな感じで本日の日記でした。