「夕立は馬の背を分ける」
そんなことわざがあります。
夕立は、馬の背中の片面だけをぬらすぐらい、局地的に降る。という意味だそうですが、まさにそれに遭遇しました。
友人とドライブ最中の出来事。
サイドミラーに映る路面は濡れているのです。
でも、目前に続く道は塗れていない。
よくよく見ると、背面からグレーのカーテンが迫ってくる状態。
つまり、「雨の境目」に追いかけられている状態。
信号につかまったところ、迫ってくる雨に追い抜かれ、目の前の道が徐々に濡れていく状態を眺め、なんだか感動に近い衝撃を受けました。
で、信号が青になって再び「雨の境目」を追い抜くと、この後豪雨がやってくるとは知らない人たちが傘とは無縁の姿で道をあるいていたりするわけで。
「雨が来るぞー!」とか叫んでもいいんじゃないか?は、思うだけにしておきましたとさ。
目の前の雨のカーテンに突っ込んだことはありましたけど、デッドヒートを繰り返したのは初めてのこと。
この1週間ぐらいはずっとそんな感じ。
ばーっと強く降ったり、ピタッと止んだり。
「天候が不安定」な状況もあと少しですかね。
残暑厳しいですが、お互いに健康にはきおつけましょうね。