「SEO」という言葉があります。
日本語では「検索エンジン最適化」と訳され、つまりは検索エンジンで検索したときに上位に出るようにする技術を総じてそう呼びます。
逆に言えば、そこを極めればどんなコンテンツであろうとも上位に出ることになります。
ただ、無関係・無益なサイトが上位に出る検索エンジンでは、検索エンジンの有用性が下がるため、それを減らそうと検索エンジンの仕組みを変えたりします。
それが、ニュースになっていました。
Googleが検索アルゴリズムを変更 1割以上の検索クエリーに影響(ITMediaNEWS)
インターネット上のコンテンツの収益モデルは、表示される広告による物がほとんど。
企業系のサイトは、あの手この手でアクセス数を稼ごうとします。
「企業系」とは言いましたが、個人でも広告表示で利益を出しているサイトはあり、利益があることからもSEOにかなり力を入れていたりします。
たとえば、データベースを共有する質問系サイト。
さまざまな名前であちこちで行われていても、データベースが共通ということもあり、全く同じ質問内容がサイトの数だけ検索結果に並んだりするわけですよ。
他にも色々、「記事さえあればいい」といわんばかりのサイトは沢山。
一般のニュース記事をコピーしただけのサイトだったり、キーワードで検索した結果を羅列しただけのサイトなども大量に。
乱立する「2ちゃんねるまとめ」系のサイトも増えすぎると検索のジャマになってきますね。
そういうのを除外するというのは、個人的には歓迎したいところだったりします。
たとえば、ある商品の評判を実際に買った人の情報が欲しいとします。
でも、商品名を入れて検索すると、最上位のメーカーサイトに続いて通販サイトが大量に。
その後に価格比較サイトがあって、さらに下のノイズに混じってサイトやブログで書いた記事が見つかる。
そんなことが結構多かったりするんですよ。
おそらく、この「仕様変更」は公にならなくても解析が進み、SEO会社も対応してくることでしょうけどね。
「調べたい物を調べられる」のは結構だけど、「ちょっとでも噛んでいればアクセス貰って金儲け」ってのが散見されるのも、「インターネットがなんとなく胡散臭く感じる」ってのの一つな気がしますけどね。
なお、当サイトはSEOとかを気にしたことはほとんどありませんが、「1/144 ガンダムエピオン」で検索すると通販サイトを押さえて最上位に出たりします。
自分も検索しましたが、「プラモを作りました」っていう記事って案外少ないんですよね。
ましてや、インターネット普及期以前のプラモなので、なおさら少ないようです。
まぁ、こういうのはイヤな気はしませんけど、そればかりを追い続ける気にも無かったりしますけどね。
そんなこんなで、Googleが使いやすくなるといいね!ってな話でした。