祖母の十三回忌でした。
気がつけば、自分の人生は祖母が亡くなってからの方が長くなりつつあるんだなぁ...なんて思いながら読み上げられるお経を聴いていたのでした。
かけがえの無い人だったはずなのに、いつの間にか居ないことが当たり前になってるんだなぁ...と。
こうやって数字で年数を言われると、まざまざと見せ付けられるというか。
お坊さん(かなり汗っかき)のお話では、「頑張って生きてください」とのコト(超要約)。
頑張って生きます。
はてさて、そんな本日の話題。
最近話題の某歌舞伎役者。
殴ったとな殴られたとかで、種々の方向性からの報道がされております。
正直、酒に酔ってのケンカなら両成敗でいいと思うんだよね。
どっちも記憶はあいまいでしょうし、泥酔している人に「正常な判断」が出来るかってのも怪しいでしょうし。
ただ、言いたいのは「飲酒していた」というのは免罪符ではないということ。
ワタクシが飲酒をやめた理由のひとつでもあるんですが、「酒に酔っていれば何を言おうがやろうが許される」と思っている輩がいるのですよ。
傍若無人な振る舞いだろうが、前後不覚になって他の人に支えられないと歩けなくなろうが、「酔っ払ってるから仕方ない」で済ませるのがたまにいるんです。
そうなるのが分かっているなら、なんで止めない?
なんで飲まないという選択が出来ない?
それでいて、飲みたくない、飲まない人には飲めと押し売りをする。
この辺の嫌悪感が一気に膨らんで、飲酒への魅力を感じなくなりました。
ここ数年の健康を盾にしたタバコへの圧力が、酒の方に向いてもおかしくないんじゃない?なんて思いつつも、どこかでそれを望んでいる自分も居たり。
毎度思うのは、日本の「飲酒人口」ってのはどれぐらいなんだろう?ということ。
他の食料品と違って、20歳以下は完全にはじかれ、それ以上でも飲まない・飲めない人を除くと市場の分母って結構小さいよなぁ...なんて。
でも、どんな店に行ってもそこそこの大きさでお酒売り場があるんだから、「儲かる」商売ではあるんでしょうね。
どっかの報道は「若者のアルコール離れ」なんて話を書き綴ってたりしますけど、それを踏まえると、「飲酒しなくてもいける居酒屋」とかって重宝しそうだと思うんですけどね。
「とりあえずビール」じゃなくても、同じぐらいの速さでウーロン茶が出せるとかさ。
ま、酒嫌いだから出てくる発想なんでしょうけどね。