前日の日記

翌日の日記
 
2010年11月12日(金)

二十年の時を経て

ここ数日、キャプチャーボード云々の流れで、スーパーファミコンを眺めていて、ちょいと気になる。

汚い。
日焼けは仕方ないとしても、ホコリやヨゴレが目立つ。


そりゃぁ、小学校2年生のとき、1991年に買ってもらったモノだもん、そりゃぁ汚れるさ。

外側は拭き取ってみたものの、もうちょっとやりたい衝動が湧き上がり、手に取ったのは100円ショップで買ったミニ六角レンチ。

本来は特殊ドライバーが必要なのですが、力いっぱい押し付けてまわしたところ、何とかネジを壊さず回せました。

そんなわけで20年の時を経て開封された本体。
進入したホコリはそれど無く、カセット端子回りや、通気スリットに少々あるぐらいでした。

イジェクトボタンの「軸」の太さ(直径5~6ミリぐらいの金属棒)に衝撃を受けつつ、壊れないはずだよなぁ...と内部観察。

メインボードには「SHVC-CPU-01」の文字。購入時期から言っても間違いなく初期型でしょう。

メインボードの上に、コネクタ接続で「SVHC-SOUND」と書かれたユニットが付いていました。
名前から言って、間違いなくサウンドユニットなんでしょうが、金属製のシールドに覆われていたあたり、結構な重要部品扱いだったんですかね。

本体のそこここには、「MITSUMI ELEC.CO.,LTD」の文字が。
外にはありませんが、ミツミが製造していたんでしょうな。

メイン基盤の上にも、金属製のシールドがあったのですが、そこに穴が開いて調整できるようになっているネジのようなものがありました。

基板上には「TS1」と刻まれていましたが、いったい何を意味するのか分からず、ヘタにいじって動作不能にさせたくないので、触るのはやめておきました(苦笑)。

ファンや稼動部が無いこともあり、年数を考えるとホコリの進入は極少ない感じですね。

PCの中は半年に1度ぐらいでこんもりとホコリが積もっていますからね。

外部を眺めると、本体前面のロゴが刻まれている部分と、電源スイッチの回りの部分がライトグレーなのに変色していないよなぁ...と思っていたのですが、ココは変色している場所と完全に別パーツでした。材質も微妙に違うんですかね。

そんな感じで、20年分(?)の掃除をしたのですが、「キャプチャーボードでノイズが乗る」という現象はまったく直ることも無く。

アップスキャンコンバーターでPCディスプレイに写すとガッチリ綺麗に写るのになぁ...と。

いろいろ調べてみると、今使っているキャプチャーボードと同じ「CX23881」というチップを乗せている玄人志向のボードでも同じ現象が起きているというのを見かけました。

完全に「相性」ってヤツみたいです。

間違いないのは「ボードを買い換える」こと。

この現象が「特定ロットのスーパーファミコンとだけ起きるのか」というのは分かりませんでした。

というか、スーパーファミコンのロットまで気にしている人はそう多くない印象が強いですね。

でも、映る・映らないは関係なく、なんとなく後期ロットのスーパーファミコンは探してみたいかな?なんて思ったりした次第です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL 

コメント (0)

コメントを投稿

※メールアドレスは管理人にのみ通知され、公開されません。