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2009年1月 2日(金)

ひっそり最先端

食事量ってセーブしても何とかなるみたいですよ。

そんなことを実証できた気がする今年の正月。

ノンアルコールは去年ぐらいから成功していたんですが、今年は食べる量も比較的セーブ。

「飲まなきゃ損」に続いて、「食べなきゃ損」という感覚に対して開眼いたしました(笑)。

逆に気付くのは、「なんであんなにムリして食べてたんだろう?」っていうこと。

ムリはよくないね。いろんな意味で。


はてさて、父方の実家での話。

従兄弟の子どもが来ていたんですよ。
前に見たときは、退院してから1週間ぐらいって時だったのですが、ずいぶん成長してまして。
まだ1歳にはなってませんが、伝え歩きをしたりするぐらいまで成長してました。

かわいいんだよ、かわいいんだけど、「かわいいかわいい」で済むのは子育てをしてないからなんだよなぁ...なんて思ったり。

ほら、人間も動物も小さいうちは可愛いんだって(笑)。


で、その父方の実家の壁に良く分からない箱がついてまして。
「コレ、なに?」と聴いたところ、「テレビが新しくなった時にそのままじゃ映らないから使う」とのこと。
さらに、そこからはLANケーブルが一本延びてました。


この家、地上アナログのUHF局は普通に映るんですよ。
それなのに地デジが映らないとはどういうこと?と。

アンテナの同軸ケーブルを外し、真ん中の線を母上の携帯のワンセグのアンテナに押し付けても、放送は映りません。(本来、地上アナログのUHF局が映っているアンテナであれば、心線をアンテナにつけると外部アンテナ状態になる)

で、その白い箱には「押して開ける」と書いてあった場所があったので押してみました。
白い箱はただのケースだったらしく、中には2つの機械が入ってました。

NTTのマークが入った「Video-Optical Network Unit」と書かれた箱と、LANケーブルが出ている箱。

まだ使わないらしく、ACアダプタのが外れている状態でした。


で、「ふーん」って感じで帰ってきてちょいと調べてみました。

まず、「何でアンテナをつけてもワンセグが映らなかったか」。
父の実家がある地域は、盆地でして、テレビの線は同軸ケーブルにより各家庭に入っているそうです。
テレビの設定を見ていないので断言は出来ませんが、札幌ではUHFレンジで受信する電波も、再送信する時にVHFレンジに変換している可能性が大。
ゆえに、地上デジタルの電波は乗っていない・・・のかな?と。

続いて、この機器でなにをしようとしているの?っつー話。
なんだか、初期費用と月額量が取られる~って話をしていたので、ちょいと色々調べてみました。


「Optical」って書いてあったとおり、光ケーブルを契約した家に敷設。
それを使い、地上アナログ・地上デジタル放送の再送を行うそうです。

情報端末装置を設置し、そこに災害情報や行政情報を提供するシステムの敷設。
それを利用した地域内無料電話。

別料金でインターネット契約が可能。

だそうで。

品質にもよるけどさ、ヘタすりゃ札幌のインターネットより速度出る可能性が高いと思うよ。
100MB上限でも、共有する軒数が札幌の比じゃないぐらい少ないし、距離による伝送損失も少ない。
途中でメタルケーブルになっていたとしても、ノイズ発生源は恐ろしく少ない。

軽く調べてみただけなのに、何気に最新鋭なことをやってるじゃないですか!と。

コレ、札幌なんかじゃやっていけませんぜ?

世帯数がハンパじゃないから、情報端末の数だけでもハンパじゃなくなる。
集合住宅も少なくないから、さらにとんでもないことになるわけだ。

実際の距離による「利不利」を和らげることが出来る情報通信技術の本懐みたいな使い方だよなぁ...と思いましたよ。

情報通信技術の究極は、「距離による制約を取っ払う」だと思うんですよね。


そんな現場を見たような気がした正月でしたとさ。

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