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2008年5月26日(月)

本当に「エコ」かい?

今年、北海道洞爺湖サミットが行われます。

コレを受けてなのか、やたら「エコ」というコトバが乱用されている気がするのです。

「環境を考えて、少エネ家電を買い換えましょう」
とか
「環境を考えて、低燃費の車に買い換えましょう」

そんなCMが、さも「正しい事をやっている」かのごとく流れているワケですよ。

でもさ、「壊れてもいないのに買い換える」っていうのは、大量消費時代と変わらない感覚じゃないの?って思うわけですよ。

新製品の生産から、それに変わって不要になった物の廃棄まで含めて考えた上で「環境のため」になるのかな?と思うわけですよ。

エコバッグにしてもそう。
この名称自体もどうかと思っているんですが、おそらくココ最近で需要が増えているでしょう。
使い捨ての袋から見れば少ないでしょうが、相当な枚数が生産されているでしょう。

本来の「エコロジー」であれば、出荷がピークを迎えた後、微量生産ぐらいに落ちないと、全然エコロジーじゃないわけですよ。

資源とかCO2換算とかはわかりませんが、エコバッグ1枚あたりのコスト(金額じゃなくて、資源とかCO2とか)が、買い物袋の何個分なのか…というコトが気になります。

あと、大判の買い物袋ほど大きいエコバッグも売ってないよなぁ…ってのも若干感じるところだったり。


白熱灯をやめて、電球型蛍光灯にしよう…という動きもあるそうですが、コレも同じ。

生産・使用・廃棄まで考えた上で、本当に「環境にいい」といえるんですか?と。


「変えました」っていうポーズばっかりで、実は伴ってないんじゃないか?って。


「燃料価格を下げる事は、省エネの流れに対して逆行することになる」
なんてことを言いつつ、「道路は必要」と言い張って、せっかくの議論の機会をぶっ潰して元通りにした人達がいました。

「道路を作る」ってコトにだって、燃料や資源は使われているし、そこにあった自然物は伐採されている。

どっちも「エコロジーじゃない」のは明白なのに、自分の都合のいいように湾曲させてるに過ぎないと思うのです。


ここ数ヶ月、昔から「同一」とは言えなかったと思いますが、国民といわゆる「政治家」の考え方の乖離があまりに大きい気がします。

何もかもが「結果ありき」で、議論なんてするつもりなんか無い。
ねじれ国会になったって、折衷案を探す訳でもない。
結局数と特殊ルールでねじ伏せて押し込む。

ぶっちゃけ、数取った党しかいらないじゃん。現状だと。


とまぁ、「詳しい話をちゃんと聞けよ」ってな感じですよ。

まとまった気はしないけど、本日の日記終了っと。

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