修学旅行日記


ここで紹介するのは、私いがらしが、旅行中しおりの日誌欄に書き記した物に加筆修正をした物です。

1日目 2日目 3日目 4日目
5日目 6日目 7日目
エピローグ
1日目
11月10日天候/はれ体調/good
極寒の札幌から常夏の沖縄へ、以外と酔わなかった飛行機とすこぶる調子がいい。見学場所は首里城のみ。外見はいいけど、中はイマイチ。建て直したらしいので、一気に冷めた。観光なのか、文化財の保護なのかどちらかに重点をおいた方がいいと思った。でも、ここではじめて「ドクターペッパー」を飲んだのはけっこう大きかった。そんなにまずいものじゃなかった。「香りコーラ」ってかんじかな? 移動にのったバスはいまだに「沖」ナンバー。ある意味珍しいと思う。ホテルについての夕食はメインがよくわからなかったせいか、イマイチインパクトに欠ける物だった。その後外出をしたが、ホテル付近にはほとんどなにもない。途中でおばあさんに軒下の漢字三文字の置物が「ものよけ」であることがわかったことぐらい。根強くこういった風習が残っているのも沖縄のだいごみかも。とにかく、沖縄での日々の始まり。楽しまなきゃ損でしょ!!
2日目
11月11日天候/はれ体調/ややgood
本日は戦争関係の所を巡った。絶対に忘れてはいけないことだけど、さすがに一日で感じすぎたと思う。慰霊の塔であるはずの「ひめゆりの塔」が観光地化してしまっていることにはどうしても納得できない。バスガイドの人が言っていたが、生き残った方や遺族の方は「修学旅行生達が笑いながらここを訪れるのが一番辛い」と言っているらしいのに、そこで記念写真やらお土産物屋があればやはり笑顔にならざるを得ないと思う。たしかにたくさんの人に知ってもらうことは大切だが、遊園地や観光名所と同じにしてしまうのはどうかと思う。観光ではなく、自主的に慰霊の意をもって訪れた方が亡くなった方々のためにもいいとおもう。その後「ガマ」と呼ばれる鍾乳洞へ。戦時中は病院として使われ、たくさんの命が失われた場所だ。真っ暗の中、懐中電灯の灯を頼りに進む。少し進むと広いところにでた。周りを見ると少し遠くに平気で「死体置場」と看板がたっていた。ここで平和宣言を読みあげる。そして、黙祷。物音一つなかった。そこを後にして昼食後に玉泉洞王国村へ。ここの鍾乳洞はいかにも観光用ですね。「鍾乳石を折らないでください。」とか書いておいて、立派な通路はあるわ、通路上の鍾乳石は見事にカットしてあるわで、何ともいえない。帰ってきての夕食だが、やっぱりここのホテルのはメインがない、なにを食べたかすぐに忘れそうだ。(実際忘れました:笑) そのあと、戦争の体験談を聴く。「人が人でなくなる」という言葉が凄く印象に残った。やはり戦争は繰り返しては絶対にいけない。今日の気分は結構グレー。戦争関係のことが多かったからかな?
3日目
11月12日天候/はれ体調/good
昨日とうって変わって「リゾート」の沖縄を満喫。最初の植物園は粗品欲しさのスタンプラリーに忙しくてあまり植物は見れなかった。万座毛はただの崖っぷち。あれなら北海道の方が迫力があるかもしれない。その後ホテル(以下、3日目のホテルは「アリビラ」と書く。)での昼食は美味なカレーだった。そして沖縄でのメインイベント、体験学習のスキューバダイビング。青く透き通った海、パステルカラーの魚、たくさんの珊瑚。もう最高! もう帰ってもいい思うほどスゴイ! さすが南の楽園!北海道ではせいぜい銀ぐらいが魚は限界なのに。図鑑でしか見たことのなかったイソギンチャクとクマノミの共生、せびれに毒をもつらしいオコゼ、やたら長い黒いナマコ。など色彩がすごく綺麗。永住したくなるぐらい。父親の道具があるから真剣にダイビングをはじめようかなぁ〜なんて思っています。
4日目
11月13日天候/曇のち雨体調/good
アリビラはいいホテルだ。飯が少し少ないかなぁ〜程度の不満はある物のほかは快適そのもの。この日は国際道りを歩きまわったけどめぼしいものはなかった。そしてついに沖縄を後にして飛行機で伊丹空港へ。機内では窓際の席を取ったものの、昼食を食べなかった上に、非常に眠かったので離陸、着陸の時しか外は見なかった。伊丹から大津までバスで移動。ガイドは見事な関西弁。でも関西にきてからあまり経ってないと言っていた。おそるべし関西弁の魔力。この日の朝、ねぐせと髪を故意に立てているのを勘違いされた同じ班の人がいたために自由時間は少ししかなかった。(だからといってその人を責める気は全く無い。) 部屋でかなり遅くまでゲームボーイで「テトリスNo.1決定戦」をやる。最後まで4人の総当たり戦は出来なかったが、かなり盛り上がった。
5日目
11月14日天候/曇体調/good?
まず朝っぱらからチオビタで栄養補給。自主見学はまず清水寺ヘいき、御本尊(33年に1度しかみれないらしい)を見たり、おみくじをひいたり(ちなみに私は末吉だったが、凶をひいたある意味運のいい人もいた)して、そばで清水焼き体験をする。なんとも利用価値のなさそうな皿が出来た。40〜50日後に送られてくるらしい。そして昼食のために6人の班が2人ずつに分かれて食事。終わったあと2人とはすぐに合流できたものの、あと2人が見つからない。「住友銀行」と「けっこう歩いた」というヒントをのこし携帯も不通になり、道を間違いつつひたすら歩いて、携帯につながったら「新京極のゲーセン」だそうで、やっと合流。その後観光がてら歩いて京都駅へ。ここでまたまた京都のステーションビルのゲーセンへ。不思議なことに同じクラスの人はほとんどが集まった。あんまり乗り気でなかった私とて、ピカチュウのスピーカーをGET、電池が高かったのもあってその日の宅配で即送ったが。そのあと夕食がてら抹茶パフェを食べる。食べに入った店はさすがに場ちがいだとかんじたが、パフェ自体はすごく美味かった。甘すぎず、絶妙なバランスで¥700の価値ありすぎ。でも飯としては足りなかったのでお土産(弁当?)屋で¥800のちらし寿司を買う。これも旨かった。結局あまり行かなかったのでもったいなかったかなと今になってから思っている。それにしてもここのホテルは物が高い。ペットボトル¥200ってなんぼサービス料よ? さすがプリンスホテルだね。
6日目
11月15日天候/雨時々曇体調/good
今日はまず京都から新幹線で東京へ。初めてだからだと思うけど、速いね。新幹線。東京の第一印象は「空気が濁っている・・・」 ホテルに荷物を置いて、そして東京自主見学。サンシャイン近くのゲーセン→秋葉原→また同じゲーセンと少しもったいなかったかぁ〜なんていまさら思っている。秋葉原はやっぱりすごかった。1人ならもっとまわるんだけど、一緒に歩いている人がいたのでラオックスのみとなった。北海道じゃ全然値を引いていない物が引いていたりといい感じ。そんなわけで¥1980のホリパッドミニを買う(知っている限りで¥2250が限界)。試遊機にあった「罪と罰」はおもしろかった。
7日目
11月16日天候/曇体調/good
東京の高速道路は全然高速ではない。80km規制があっても、とても出せる状態ではない。そんな道をバスで通り、東京ディズニーランドへ。色々アトラクションに乗ったが、生まれてこの方ジェットコースターの類(たぐい)に乗ったことのない私は友に流されつつビックサンダーマウンテンへ、これはまだ良かった。恐い物しらずで「三大マウンテン制覇!」なんて言っているのが間違いだった。混んでいたのでスプラッシュマウンテンはいいかぁてな感じでぐるぐるまわっているうちにスペースマウンテンへ。余り混んでいなかったのでならんで乗ることに。乗り込んだあとの急発進&急停車でセーフティーバーにボディブローを食らう。今考えればまだまだ序の口だった。暗闇の中を右に左に振り回され、終わった時にはもうフラフラ。いったいなにが楽しいのだろう? そんなこんなで羽田空港へ行き、ポケモンジェットで新千歳へ。みんなあまりいい気はしなかったみたいだけど、私は地味にうれしかったりした。そしてついた1週間ぶりの北海道は・・・雪。うっすらと積もっている。そしてバスが大通り公園に着いた時修学旅行は幕を閉じた。
エピローグ
今思えば長かったようで短かった。もっと楽しめそうなところもあるけど。良かったと思う。


こんな駄文ですが感想を聞かせてくれるとうれしいです。感想を送る

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