なんか、まぁ、いろいろ思うところはあるよね。
と、飲み会でいろんな人と話したり、街頭の選挙カーの叫び声を耳にしながら思ったこと。
やりたいことと、できることは別だし、できることがやりたいこととは限らない。
「自分に出来たから、あなたも出来るよね?」って思うことは当たり前のようにある。
自分の場合、「自分の価値」というのはそんなに高く無いと思っているから、自分に出来るようなことはたぶん、誰にだって出来ると思ってる節がありした。
でも、自分にとって当たり前のことでも、当たり前じゃ無いってことはたくさんあるんですよ。
こうやって、PCを前にしてキーボードを叩いたりするのも、誰かに教えてもらったワケじゃないから、誰にでも出来ると思ってる。
でも、キーボードを見ないで文字を入力しているのは「すごい」と思う人もいる。
無線LANの接続設定だって、PCの動作が遅いときの対応だって、誰かに教えてもらったわけじゃない。
でも、「出来ないからやって欲しい」という依頼を受けることもある。
手間賃として、何かをもらったりもする。
少なくても、その「やったこと」には、そういう価値があると思われているってことなんだよね。
だから、「できること」が「あたりまえ」だと思ってはいけないんだと思うことにしました。
そうすることで、「誰かがそれを出来ないことに対する憤り」が無くなって、なんとなくやさしくなれるような気がしてます。
「それを出来た人がいる」は、「誰にでもそれが出来る」では無いでしょ。
コレが真なら、みんなウサイン・ボルトと同じ速さで走れるはずだし、誰だってビル・ゲイツのように億万長者になれるはずですよね。
そうじゃないってことは、真じゃないんだよね。たぶん。
そんなことを考えた土曜日のお話。