Lavie N XP SP3更新後のSDスロット問題の解決

2009年5月29日(金)
| C:[0] | T:[0] | 【PC】
※以下の記事は、投稿当時の物です。
最善と思われる対処法が変わっておりますので、
続・Lavie N XP SP3更新後のSDスロット問題の解決(2009年7月15日)をご覧下さい。



ワタクシ所有のノートPC、「Lavie G タイプN」の「トリプルメモリースロット」で起きたトラブルの記録です。

私の環境で起きたことなので、同じことを行っても解決しない場合もあります。
ご利用は自己責任の上でどうぞ。


・現象が起きた環境

NEC製 Lavie G タイプN 2005年購入
「Lavie N」のダイレクトショップ専売BTOモデル


・起こった現象

WindowsXP SP3をインストール後、「トリプルメモリースロット」にSDIO対応ワンセグチューナー及び、SDHCカード(4GB)を接続した場合、OSがフリーズする。


・推測される原因

Windows XP SP3に含まれる、SDカードスロットドライバの更新による不適合。
(参考:Microsoftサポートオンライン 文書番号923293)


・対策
「デバイスマネージャー」より、
「SD カード ホスト コントローラ」
 →「SDA標準準拠 SD カード ホスト コントローラ」
を選択し、右クリック。

「プロパティ」→「ドライバ」タブより、「ドライバのロール バック」を選択し、ドライバをロールバックする。


・対策による問題点
上記対策により、SDIO機器接続によるフリーズは解消されるが、SDHCカードの使用は出来なくなる。


・SDIO機器を使わない場合の対策
こちらのサイトを参考に、アップデートモジュールを適応する。

Windows XPへの適応はメーカーサポート外となっています。適応は自己責任において利用しましょう

上記により、デバイスマネージャー上の機器名が「Ricoh SD Host Controller」に表示が変わります。

これにより、SDHCカードを使用することが出来るようになるが、SDIO機器は使用出来なくなる。


・ドライバの切り替えによる利用
今回の対策により、SDHCカードかSDIO機器かの排他利用になってしまうが、「ドライバの更新」により、ドライバを切り替えることで、双方の利用が可能となる。
デバイスマネージャーより、対象の機器を選択(ドライバにより位置が変わる)し、ドライバを「一覧から選択」し、インストールする。

SDIO機器の使用時は、「SDA標準準拠 SD カード ホスト コントローラ」、
SDHCカードの使用時は、「Ricoh SD Host Controller」

上記の使い分けをすることで、手間は掛かるが双方を使うことが出来る。
なお、ドライバの切り替えによる再起動要求は起きなかった。

単純にカードリーダーとして使うのであれば、「Ricoh SD Host Controller」の使用で問題は無いと思う。


以上、SP3導入によるフリーズ問題の解決策でした。

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