商品名は「ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣」。
1991年にスーパーファミコンで発売された「ゼルダの伝説 神々のトライフォース」をGBAに移植したソフト。
「四つの剣」も入っていますが、複数人プレイが絶対条件なので、遊んでおりません。
SPEC
発売日 2003年3月14日
定価 4800円
備考 「4つの剣」は2人以上が必須
公式サイト
SFC版を当時遊び、持っているにも関わらずバーチャルコンソールでダウンロードしていたのにも関わらず、携帯機で遊びたい・・・
という贅沢をかなえるために購入してしまいました。
ハートのかけらまでを含めた攻略法がしっかり頭に入っていたりします。
ゲームとしては、SFC版をほぼ純移植していますが、細部に変化が起きています。
・オープニングデモの挿入
SFC版では、タイトル画面放置で出たデモが、ゲーム開始時に挿入されるようになります。
・セリフの変更
あちらこちらのセリフが若干変わっております。
・リンクの声の追加
リンクがアクションにあわせて声を出すようになっています。
「時のオカリナ」の子どもリンクと同じ声かな?と思います。(クレジットにはありません)
・効果音の変更
兵士がリンクに気づいた時、ベルのような音が鳴ったり、本来「ポヨン」というような音が「ピィッ!」
というような笛のような音に変わっていたりします。
・ルピー、バクダン、矢が、
所持上限の場合数字が黄色で表示されるようになった
上限がわかりやすくなっていますが、上限数に変化はなし。
・レベル2以上の剣で立て札が切れるようになった
・レベル2以上の剣でツボが割れるようになった
・魔法のブーメランで草が刈れるようになった
・ファイアロッドで草が刈れるようになった
アイテム効果系をまとめて・・・
・占い屋のメッセージが変わった。
SFC版では「くろまによ~ん」とか「ねあんでるた~る」とかだったのですが、それも変更。
・光る石が登場
キラキラと光るエフェクトをまとった石が時折登場。
剣で叩くとルピーを出し、叩きすぎるとバクダンが出ます。
・点滅表現の削除
「エーテル」使用時のフラッシュが削除されています。
・ダンジョン「氷の塔」のマップ変更
上階からブロックを落とし、
それを利用する謎解きが変更。長くなるので後述。
・魔法力を使うアイテムを入手すると、
魔法力が回復するようになった
手に入れてすぐ使えるようになりました。
・アイテム欄にビンが4つ並ぶようになった
SFC版では、ビンを選択後、
別ウィンドウで各個のビンを選択していたが、それがアイテム欄に全て並ぶようになった。
・シャベルが無くならなくなった
SFC版では、
オカリナを入手するとオカリナと入れ替わって使用不可能になったシャベルがオカリナ入手後も残り、使用可能に。
ビンが並列で4つ並ぶようになったため、アイテム欄が一つ余り、そこにシャベルを入れたと予想。
・泳ぐ時に「もぐる」ことが出来るようになった
しかし、
それを使った事での利点はほぼ無し
・魔法屋の店員が、GB版に登場した「メイプル」
風に変わった
グラフィックが変わっただけです。
・アイテム欄で「ソマリアの杖」が「ソマソアの杖」
に変わった
誤植の可能性大(笑)。
・
カメイワ途中からマジカルミラーで戻るハートのかけらがある洞窟の敵が変わった
コッピ(プレイヤーの真似をするモンスター)から、
アイゴール(一つ目のモンスター)に変化。
・触手を出さないタイプのライクライクが登場
よりによって盾を売っている店のそばに居て、
鏡の盾ですら奪います
・鏡の盾を売る店がある
鏡の盾を失った状態で盾を売る店に行くと、格安で入手できる。
・はぐれ者の村に店が一つ増えている
黄金のハチなどを売っている
・キコリの家に、「Q作」というキャラが増えている。
・ピラミッドに入口が一つ増えている
「4つの剣」と連動して意味を成すらしいですが、一人では無意味でした。
と、思いついた限りの違いを並べてみました。
これだけ気付くのもどうよ?って思いますが(苦笑)。
で、後述~って伸ばした「氷の塔」のダンジョン変更について。
氷の塔のダンジョンは、上階からブロックを落とし、それでスイッチを押して先に進むという仕掛けがありました。
しかし、SFC版では、数字順としては後になる「悪魔の沼」のダンジョンアイテム「ソマリアの杖」を入手すれば、
そのブロックを落とさなくても先に進めるようになっていました。
この攻略法、じつは私も良く使っていました。
しかし、それを本来想定されていた謎解きにするため、マップ変更が行われたように思います。
「違い」には入れませんでしたが、半バグ技だった「アイテムダッシュ」が出来なくなっています。
ダッシュボタンと、アイテムボタンを同時に押す事で、シャベルであれば掘りながらダッシュ。
ハンマーであればクイを打ちながらダッシュというコトが出来るワザでしたが、GBA版だけではなく、
バーチャルコンソール版でも使用不能となっています。
と、長々と書きましたが、名作なのは間違いは無く、それが携帯機で気軽に出来るというのは、私にとって私服の喜びとなっております。
購入以来さっくりと2回をほどクリアしちゃってます。
1ダンジョンあたり15分ぐらいで片付けられる・・・というのも、覚えすぎ感は拭えませんが(苦)。
「携帯機で」というこだわりのある方にはオススメですが、手軽なのはやっぱりバーチャルコンソール版かな?と思います。
古いソフトですが、その時点で頂点を極め、その後追い抜かれていないジャンルのソフトなので、未プレイの人は是非。