PHASE-49 「終末の光」 2003年9月20日
もう、話を収集するのに必死なんでしょうなってぐらい忙しい展開です。
無駄な回想や総集編をやらなきゃちゃんと出来ただろうに

本日の話を一言で片付けますと「皆殺し」。

一時期の富野氏が持っていた「禁忌」までパクリオマージュするとは、いい度胸です。
これで「今までのガンダムになかったのはエンターテイメント性」とか言っちゃうんだから、品性が疑われます。

内容を追って突っ込んでいきますか・・・
ジェネシスの第2射は月面基地のあるプトレマイオスクレーターが標的。射線上の艦隊を巻き込み、命中します。これにより、月基地は崩壊します。

このシーン、人が死ぬ部分がかなりグロテスクに書かれており、お食事時とは思えない状態となっております。
報告によれば、「艦隊の半数を消失」とのコト。

今まで何故か無敵を誇っていた美少女パイロットの「M1アストレイ」がパイロットのカットインのみでセリフもなく1機撃墜されます。

余談ですが、M1アストレイのパイロット3人は、外伝の「ガンダムSEEDアストレイ」での方がキャラが立ってます。

キラとアスランはミーティアの火力に物を言わせ数減らしに必死です。
ミサイルの弾数が増えているはずなのに、フリーダムのコックピットのロックオン表示は5機のままなんですよね・・・

戦艦ドミニオン内では、ナタルとアズラエルの抗争が本格化します。
フレイの目の前でナタルに拳銃を向け、半脅しで指示します。

その指示で核装備メビウスの「ピースメーカー隊」が出撃します。

これを受けて報告したアークエンジェルのサイ、久々にしゃべったんじゃないでしょうか?
一時期は「SEEDの休息剤」とまで言われた「いい人キャラ」だったんですけどねぇ・・・

ドミニオン内部では、アズラエルがブルーコスモスの思想を披露します。
偉そうに語ってますが、「自分が弱者だと認めたくない」ってコトなんですよね。

ナタルはラミアスの言葉を回想します。
アラスカでのシーンの回想はこの後何度も登場します。

ピースメーカー隊がプラントに接近します。
でも、いつぞやに書いたようにバカみたいに数が多いです
これに対してはイザーク隊が迎撃に入ります。

内部でごたごたなドミニオンに、アークエンジェルが接近。艦隊戦がはじまります。

キラ、アスランは揃って種割れ。核ミサイルを撃破します。

レイダーの攻撃でデュエルが危機・・・というところでバスターが援護。
ジャスティスはミーティア装備にも関わらず、フォビドゥンとビームサーベルで戦闘。
あの出力のビームは受けられないと思うんですけど。

本日の見所の艦隊戦は、主砲発射で両艦が損害を受けます。
それぞれ同型艦なんだからさ、どこの装備が強いとか分かるわけだから、ローエングリン付近を狙うのがいいんじゃないかなぁ〜とか思ったり。
まぁ、「情がある描写」があるんで、無理でしょうが、一撃で落とすなら「艦橋を一撃で狙う」って言うのが一番良さそうですが。

クルーゼを感じたフラガはクルーゼのプロビデンスの元へ。
そのプロビデンスはファンネルにて攻撃。
ニュータイプもサイコミュも何もなさげな世界で、どういう原理で動いているかは今後の議論になると思います。

まぁ、「ローゼスピット」よりは理由が着きそうですが。


クサナギ、エターナルはアークエンジェルを残して突破。
M1アストレイの残り2機も撃破されます。
それを受けカガリが種割れモードに。

「種われ」ってコーディネーターの特権じゃなかったの?
もう、何でもありですか?

レイダー1機でフリーダム、ジャスティス相手に善戦。
フォビドゥンのビームがルージュを狙いますが、デュエルが守る。

ビーム屈折装備により、ビームに対して無敵を誇るフォビドゥン。
一度、フリーダムのレールガンを受けてびくともしてない前科があるのに、バスターのレールガンで損傷。ビーム対し決死のデュエルが「アサルトシュラウド」放棄の攻撃でフォビドゥン撃破。

ストライクのフラガ、プロビデンスのファンネルに苦戦。

カラミティはフリーダムとジャスティスの連携により撃墜されます。

敵艦ブリッジに対し、デュエル、ライフルのグレネードランチャーを初使用。

プロビデンスのファンネル照射でストライク半壊。

ラクス、戦争の何たるかをを語りますが、バックにストーリー最初からの回想が流れます。
語り終わったラクス、目がハイライトを失う。
いや、その描写の意味を教えていただきたい。

そいでもって、本日の大詰め。
フリーダム、ジャスティス、ルージュがジェネシスへ。
デュエル、バスターが対峙。
ストライクがアークエンジェルに向かう。
アズラエルがアークエンジェルに語るフレイを殴り飛ばしナタルに掴みかかります。
ナタルが対艦指示。3人しか居ないように見えるのは気のせいでしょうか?
ナタル、ブリッジ閉鎖。アズラエルを閉じ込める。
アズラエルは、拳銃をナタルに対し乱射。
「殺さないで繰るしませる」という残虐なシーン。
はっきり言ってアメリカなら発禁です
これでエンターテイメントなんだってさ!(投げやり)

アズラエル、ドミニオンのローエングリン発射。
アークエンジェル回避不可。射線上のストライクが防御。
ストライク、身を呈してアークエンジェルを守り、フラガ戦死。
ラミアス絶叫。アズラエルの乱射はいまだ続行。
アークエンジェル、ローエングリンにてドミニオンを狙い撃沈。

と、言うのが本日の内容。
あ〜長かった(苦笑)。

書けば長いんですけど、戦闘シーンのほとんどは使いまわしカットです

本日の名前もちキャラの戦死は、アストレイの3人、フラガ、ナタル、アズラエル、フォビドゥンの人、カラミティの人、

これだけ居て、「死」という最終手段的演出を生かせたのはフラガ、ナタル、アズラエルってところでしょうかね。

まぁ、今までのストーリーでもうちょっと「個人」を書いていればもうちょっと立ったかなぁ〜って気もしますけど。
キャラクター中心で描いているんだから、「軍人の素顔」みたいな事をやっても良かったと思うんですけどね。

一応「連合vs主人公サイド」が解決したので最終回はは「ザフトvs主人公サイド」ってなるんでしょうね。

まぁ、次回の30分にネタバレの二つのこと(文字反転中フレイの死、フリーダム自爆文字反転終わり)が発生するわけですな。

なんかさ、大局的な話なしで「敵を倒しておしまい」ってなりそうな気もしないでもないですが。


長くなっちゃいましたねぇ・・・ほとんど内容しか書いてないんですけどねぇ・・・
ついにあと1回ですよ・・・。まぁ、その辺の話は次回のときに。
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