PHASE-45 「開く扉」 2003年8月16日
前回から、クルーゼ、フラガ、キラの3人の会話、問答、白兵戦により、今まで全く触れられていない謎が暴露されまくっております。
クルーゼの話によると、主人公のキラは
戦闘のあるこのコロニーに研究所を構えた「ヒビキ博士」作り出した「最高のコーディネーター」で、人工子宮で生まれた唯一の存在なんだそうです。
カガリと双子であるという話とちぐはぐが出てくる気がするんですけど、どうなんでしょうか?
一方、イザーク、ディアッカはいまだに問答がつづきます。
「アラスカ、パナマ、オーブを見て」までは理由が分かります。
でもミリアリア暴走のシーンが「理由」の一つなのはなんだかなぁ。
あれならさ、助けてくれたサイとの友情関係の方がありえると思うんですよ。
「ナチュラルに助けられた」→「ナチュラルもいいヤツいるじゃん」って展開のほうが人間味有りませんか?
さて、DNA操作で親が子どもを「操作」する映像が流されます。
目の色、髪の色、能力・・・親の「モノ」として操作されますが、「子宮が不安定」とのことで、操作したとおりには生まれてこない。
それが問題になる・・・という話が流されます。
てか、このストーリーはこういう後半で暴露しないでさ、物語の随所で描けばいいと思うんですけど。
そういった話を聞いているうちにキラは茫然自失に。
フラガがキラを連れてクルーゼの銃弾から逃げます。
一度弾を装填するシーンがありましたけど、幾ら弾が入るんでしょうか?
ここで、久しぶりにSEEDの十八番の回想祭り。
てか、今回は回想多かったですね・・・
そして、ついにクルーゼが自分の真実を伝えます。
「死すら金で買える」と考えたフラガの父の「出来損ないのクローン」と発言します。
「父のクローンだからニュータイプ的演出で感じる」というのはちょっと疑問。
フラガ自身は「ナチュラル」なわけですし、実際問題「父親が遠くからやってくるのを断定的に感じられる」って言う人はいないでしょう。
まだ外で問答しているディアッカとイザーク。
ディアッカは決意をイザークに語ります。
イザークと分かれるディアッカは今までに無いぐらいのかっこよく描かれてました。
再び中の3人。
銃撃戦のさなか、ついにクルーゼのマスクが外れます。
が、見たのはキラとフラガだけ。
シーン的にも、番組的にもこの辺で明かしておいた方がいいと思うんですけど。
さて、舞台は変わってコロニーの外。
アズラエルの煽りでドミニオンが始動。
ネガティブガンダム3機が発進します。
これに対し、残っていたジャスティスのアスランが応戦。
簡単に「種割れ」し、3機を相手に戦います。
キラ、フラガはディアッカと合流し脱出。
クルーゼはかなりの苦痛を見せながら自室へ行き、薬を引用。
その引き出しには変えのマスクがたっぷり。
イザークはクルーゼの乗ってきた「ゲイツ」を持って帰りますが、コックピットはもぬけの殻。
これ、「イザークは空のゲイツを持ってきて、クルーゼは別に帰ってきた」って考えるべきですか?
それとも「イザークがのぞく前にコックピットを抜けた」って考えるべきなんでしょうか?
普通に考えれば後者ですが、「キラのワープ」といい、「助かった砂漠の虎」といい、前者もありえそうなのがコワイ(笑)
クルーゼは今までになく激昂し、全艦に戦闘を指示。
「フレイを使う」と発言。
一方、戦闘中の4機ですが、キラが登場。アスランと二人そろって「種割れモード」で戦闘に。
キラ、ビーム砲をビームサーベルではじくという、石川五右エ門(ルパン3世より)真っ青の妙義を見せます。
クルーゼはフレイに何かのディスクを持たせポッドに入れ、ドミニオンに捕虜返還の入電。
そのディスクは「戦争が終わる」内容らしい・・・
というのが今日の話。
今までスカスカだった世界観とかを今更濃厚に見せられても飽和させるだけな気がするんですけどねぇ・・・
まぁ、今までに比べればはるかに面白いんですけどね。
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