PHASE-34 「まなざしの先」 2003年5月31日
冒頭、先週異動を言い渡された3人、バジルール、フラガ、フレイの退艦シーンから始まります。
一体何処にいたんだってほどのクルーが敬礼で見送ります。
フラガはカリフォルニアの教官に異動する予定とのこと。
アークエンジェルは捕虜も休暇も退役もほったらかしでアラスカ守備隊に転属されます。
そんなアークエンジェルとは対照的に相変わらずのほほんとしたクライン亭中庭が定位置なキラ。
「何で僕はここにいるんだろう」
なんて口走りますが、視聴者のほとんどが知りたいと思います。
横にいたおっさんに助けられたまでは分かる。そこからクライン亭中庭のベッドまでを教えていただきたい。
そんな中、ザフト軍、ザラ議長の声により「オペレーションスピットブレイク」が発動。
地球軍、ザフト兵の両方ともパナマと思っていた目的地は連合基地のあるアラスカのジョシュアに。
クライン亭の師匠シーゲルにも議会幹部より連絡が入ります。
本来の目的を知っていたのはクルーゼとザラなんでしょう。
そんな知らせを聞いて、キラ動転。
場面変わってそのアラスカ基地。バジルールは船に乗り込みますが、フラガとフレイは列から離脱します。
このときの作画、(特にバジルールの)は恐ろしいほどに崩壊。
止め画と総集編で稼いでいる割にはこういうボロが出るってどういうことなんでしょうか。
で、アラスカでの戦闘開始。
ジンをはじめとし、シグー、ディン、バクゥ、ゾノ、グーンと量産機目白押し。
クルーゼはディン(オリジナルカラー)でアラスカ基地内に潜入。フラガと銃撃戦に入ります。
クルーゼはその後逃走、フレイと遭遇します。
フレイはクルーゼの声に父の面影を感じます。
これがただの声優ネタなのか、深い伏線なのかは不明。
なんか、今までのシリーズなら「伏線になるんでしょう」みたいに言えますけど、SEEDだからねぇ・・・(苦笑)
一方、宇宙では、ラクスの案内でキラは秘密工場(と思われるところ)へ。
フリーダムをキラにたくします。
「思いだけでも、力だけでも駄目なのです」とキラに言いますが、
「思いだけでも」がカガリで、「力だけでも」がフレイな感じがしちゃいます。
フリーダムの前でこんなやり取り。
キラ :「君は誰?」
ラクス:「私はラクス・クライン」
お前ら、何をしたい?
初対面でも記憶喪失でもないのに一体なんなんだこのやり取り。
そんなわけで、起動するフリーダム。
画面には次の文字が
MOBILE SUIT NEO OPERATION SYSTEM
GENERATION
UNSUBDUED
NUCLEAR
DRIVE
ASSAULT
MODULE
COMPLEX
上から順に辞書引きして、よさげな訳を選びますと
「発展系」「非抑制」「核」「駆動装置」「強襲」「基本単位」「複合体」
キラ曰く、「ストライクの4倍のパワーがある」とのことです。
ちなみに、設定のジェネレーター出力を眺めてみますと、最初のガンダム(UC 0079)が1380KW。νガンダム(UC 0093)が2980KWと、14年の技術革新をあっという間に詰めてます。
ちなみに、宇宙世紀の「映像作品」の「主役ガンダム」で、「ガンダムの4倍(5520KW)」を越えたのは、「ZZガンダム(7340KW)」と「V2ガンダム(7510KW)」だけでした。
ZZはUC0085の機体ですが、連続稼働時間が物凄く短く、効率が悪かったといわれる機体で、V2に至ってはUC0153の機体です。
現実の「74年前のモノ」を考えると、これくらいあってあたりまえって気もします。
まぁ、サイコガンダムやSガンダムも超えていたりしますけど。
なんで奪取した連合の機体と同じ頭文字の並びで命名するかなぁ・・・
似たデザインにする必要もないわけですし・・・
むしろ敵対してるんだから差別化を図った方がいいんじゃないか・・・
脱線しましたが、コックピットにはウイングゼロのゼロシステムを思わせるモニターがついてました。
起動したフリーダム、立ちふさがったジン二機の頭部だけを破壊し、戦闘不能にします。
そして、アスランの乗るシャトルと擦れ違い地球へ向かうのでした・・・
・・・・・・って単体で大気圏突入する気ですか?
というのが本日のお話。
回想が無いのは好感できますけど、「回想」→「展開」とするなら、2週かけて展開してくれた方がいい気がします。
ついでに、妙に突っ込みどころたっぷり。
と、言うわけでSEEDもようやく2号ロボ起動です。
回想の多さが特徴のSEEDで本当に50話ちょっとぐらいで終わるんでしょうかね。
延長されても困りますが(苦笑)
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